ちゃんと②が書けて偉い！
まずは自分を褒めることが大事です。
ということで前回に引き続きDCの話です。
前回↓
最古参タイトルらしくおもしろデッキも乱立しており迷走してる人も多いんじゃないでしょうか。
もしかしたら迷走してるのは自分だけで皆さんはもう固まってるのかもしれませんね。
今回は使いそうな連動を一通り触ったので、それぞれについての雑感をまとめておくことにします。
オーソドックスな1連動と3連動を合わせる構成を前提として話を進めます。
レベル3
"Perfect affection" 音姫
いきなり連動じゃないですね。
チェンジ元が扉連動です。
思い出条件4枚が重いのとプールに電源が存在しないため、基本的にはチェンジとセットでの運用になります。
DCのレベル3の中で最も単体性能が高く、このカードだけで勝つことまで見える試合も少なくありません。
地区大会で結果を残した2つのDCはどちらもこのカードを軸にしており、大本命と言える選択肢でしょう。
ですが、➀で書いたように欠点もそれなりに見受けられることから自分は現状あまり使いたいと考えていません。
発売後の舞台が地区のみで、既に雑多なデッキと当たらないことがある程度確約されていたこと、有力とされるタイトルが対策しにくいこと、発売直後でそもそも対策されていなかったなど有利な要素が多かっただけという可能性もあるでしょう。
地区の結果のみで音姉を軸にすることが正解であると判断するのは早計であり、使用者も多いことから結果的に音姉が強いと結論が出てから使えばいいと考えています。
ただし、このカードは必ずしも連動を使わなければならないわけではないため、他の連動を使うとしても常に採用の候補には入ってくると思います。
恋のはじまり 有里栖
若干査定がおかしい気がする門連動。
5枚美智留バーンです。
連動込み単体13000で消費が安いこと、青であること、ヒール付きであることから「ホラーは苦手」とかなり相性がいいです。
有里栖のいいところはなんと言っても色発生で無理をしないで済むところです。
デッキとして綺麗にまとまりやすく、相方の連動もそれほど選びませんが、バーンは不確定であり、行動自体は強くてもそのターンで詰め切る必要がある場合はあまり信頼できません。
後述のひまりは面を捨てることになるので、キャンセル差だったり相手の配置だったりいろんな要素でのブレが大きくリカバリーが効きません。
それと比べて有里栖は、しっかり面を踏みつつホラーを構えるのでヒールが活きやすく、一か八かの勝負になりにくいのが高評価です。
門連動なので連打することで強い1連動と合わせたいです。
賑やかな朝 ひまり
おそらく最も殺傷力の高いチョイス連動。
詰め切ることに関してはかなり優秀ですが、5面全て埋める必要があること、パワーが低いことから面はほぼ捨てることになります。
DCは基本的にドラの付いてないカードが優秀なため、チョイスも強いですが特別有用ではないです。
光景に関してもアニバーサリーか風南島が他に4面の条件のせいで光景のための赤発生が必須となっています。
総じて青が発生させにくい要素が多く、相性のいい「凛とした瞳 依愛」が採用しにくいといった状態になります。
また、青には優秀なレベル0が多く、見かけ以上に構築が窮屈だなと感じました。
道中で打点を押し込む力が弱ければさすがにひまり多面といえど圏内に入れることはできず、詰めだけは強いというデッキになりがちかなという印象です。
青発生に関しては「雪蛍の奇跡 天」がチョイスに対応するため、こちらを採用して門枝構成にすることで解決する手もあります。
多面早出しでコストキャラでリバース要求って使うのが難しい。
レベル1
たった一つの約束 二乃
令和の島風です。
待機もエリア500などと合わせると6000であり、大正浪漫拳がレベル1から撃てるので優秀です。
かなり強いカードですが、印象としては助太刀を持ってきて、それでキャラを弾いてキャンセルしてやっと強いという感じでした。
また、サーチしてくるキャラは基本的に次に投げるだけの後続をサーチしてくることが多く、あまり強い行動をしているとは感じませんでした。
大正浪漫拳との相性はかなり良く動き自体は強いのですが、パワーラインややってることの性質上選択肢の質が低い「黄昏のイノセンス」みたいなものだと思いました。
横に並ぶキャラのラインが低いのも原因かと思われます。
書いてあること自体は強いですが、他に緑発生する理由が無いと少し力不足かなという印象です。
"恋"した魔法使い 有里咲
令和のエミリアですね。
音姉と一緒に現在結果を出している構築で使われている連動になります。
自分はこのカードの評価はあまり高くなかったのですが、二乃のサーチ先のバリュー不足や緑楽園システムとの噛み合いの良さを知って見直しました。
ひまり+有里咲の8枝構成で緑楽園システムを4枚採用した構築が違う地域で２つ4-0していたのを見て気付くことができました。
有里咲なら1で緑発生をしてもよく、記憶を作りながら有里咲を回収もでき、中盤以降のリソースにもなってくれる、有里咲の連動と合わせて1周目の山を早くしてくれるといった要素でかなり強そうに見えました。
いくつかのショップ大会で全勝したリストのうち、明確に軸が共通していたのはこの有里咲+緑楽園システムだけであり、かなり強いギミックである可能性が高いです。
基本的に上の連動は選びませんが耐久ができる構成には明らかにならないのでひまりと合わせて8枝か、有里栖と合わせて門枝のどちらかになるかと思います。
静かな決意 未羽
扉連動のマサチューセッツ互換です。
このカードに関しては➀で結構書いたのであまり詳しくは書きませんが、見かけよりも数段強いカードだと感じました。
DCの色問題で最も足を引っ張るのが赤発生ですが、この赤発生を無理なくこなせる扉連動と言うだけでかなり優秀です。
ツインドライブと一緒にアタックしていくので山管理が簡単かつ、CXを捲りやすいというマサチューセッツの性質ともかみ合っています。
パワーラインが低く、打点が先細りしてしまうのでできれば門連動を相方にしたいという印象です。
まとめ
とりあえず現時点での連動の雑感を並べました。
個人的な評価として、レベル3は有里栖=音姉>ひまり、レベル1は同率という評価です。
どの連動も他の枠を縛ったり色発生を決めてしまうので、安直に1番強そうだと思うやつ使えば？とはならないのが難しいところです。
➀の最後に書いてた宝枝はひまりの圏内まで一切押せなかったので微妙認定しました。
次に試すのは↓です。
次は③でお会いしましょう。
おわり
