【WS】リゼロの死に戻りのはなし

こんにちは
今回はリゼロです。
最近はタイトルカップを真面目にやったり遊戯王やったりで全然普通のネオスタンをしてなかったんですが、週末にサーカス20thAnniversaryが発売するので直前のお気に入りデッキの記事でも書いてブログの存在を忘れないようにしようというやつです。

イカプの記事でもよかったんですが、権利取ったのでさすがに参加者8人の大会控えて手の内晒すのは無いだろということでタイカプの話は地区が終わってからです。

 

今回のデッキは?

タイトルの通りリゼロです。

実は原作を全部買っているくらい好きなので隙あらば使おうとしているのですが、なかなか隙がありませんでした。

今回はいつもと違って紹介っていう感じではなく従来との構築の変化の話です。

というわけでまずは構築から

 

構築

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なんか見たことあるなぁと思った方はその通りです。

↓そのままです。

ws-tcg.com

神デッキなので回してて特に変えるところがありませんでした。

ご本人が何故レムラムを選択したのかはわかりませんが、氷結の絆での「袴姿のラム」の追加と「鬼の形相レム」が世界最強タイトルとして目の敵にされているデート・ア・ライブに強いからという点かと思われます。
本当はリゼロが好きなだけかもしれません。

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 本題

本題に入ります。
死に戻りってありますよね。氷結発売時に高騰したカード。

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自分がリゼロを触った時期は初弾構築、8本エミリア、氷結以降(現在)です。

氷結発売直後にいろいろ迷走していた時友人が「死に戻りって今まで使われてなかったの何?」的な話を一瞬しました。

その時はふわっとした回答をしてしまったし、初弾構築の当時は浅くやっていたので正確なところはわかりませんが少なくとも強いとはされていなかったカードです。

そんな「死に戻り」が思い出圧縮を行う緑リゼロならともかく、基本的には従来の正統強化と思われるレムラムに3枚も採用されているのは何故でしょうか。

作った本人にしか正確なところはわかりませんが、自分は回した結果必要であると判断しましたのでその話をしていきます。

 

・従来のリゼロに不採用だったのは間違い?

まず従来のリゼロ(レムラム以外も含む)に不採用だったのは間違いだったのか?という話ですが、おそらく間違いではないでしょう。

このカードは+2000のテキストと思い出に飛ぶテキストがあるため発動に1ストックかかります。
リゼロが現役だった時代(いつなのかはやってないから知らない)にはおそらく現在のような光景が飛び交う環境ではなくパワー+2000に関しても自分が触ってた時代ですら欲しいと思わなかったことを考えると大して重要なテキストではなかったかと思われます。

つまり、

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劣化です。

圧縮率が下がらないからと言ってこの1枚の思い出が重要でないのなら当然ストックとして置いておいた方が強いに決まっています。

つまり従来のリゼロに「死に戻り」が採用されていなかったことはプレイヤーの怠慢ではないということですね。

 

・現代リゼロでの採用はなんで?

じゃあなんで採用されるようになったのかって話ですね。
簡潔に言えば、1ストック分の価値がなかった下記の要素に価値が生まれたということでしょう。

・1ストックを思い出に変換

・パワー+2000テキスト

試されたきっかけはおそらく緑リゼロでの採用が主流になったことでしょうが、そのまま持ち込まれたということは単に高騰した話題のカードを採用したということではなく、上記の要素に価値が生まれたと考えるのが自然でしょう。

光景テキストの増加、待機パワーラインの上昇によってこれらの要素に価値が生まれたと考えられます。

山作りに関しても最近の1000/1デッキは安定した1リフに加えてそれなりに質の高い圧縮を行ってくるため、この1帯のゲームスピードに付いていけないようではその後のゲーム展開で大きな不利を背負うことになり、昭和のデッキだろとでも言いたくなるような型落ち感を感じることになります。

ここまで書いた要素は全て後ろ向きなものであり、採用せざるを得なくなったという状態で別にデッキが強くなったわけではありません。
そこでもう一つの変更点の話になります。

「袴姿のラム」の追加ですね。

現代においても軽視はできないフィニッシャーである「桃色髪のメイド ラム」と連動を共有しており、さらに連動のアイコンは扉であるという破格の性能です。

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このカードの追加により「死に戻り」の1ストック払うという最後に残された弱い要素が解決されたと言えます。

ストックブーストを行う連動でコストを賄い、既存デッキのCX構成を崩さずに採用できる高水準な連動アタッカーであり、待機5500にエリア500付きの強力なシステムと合わせて6000のパワーラインを形成し2000拳を使うこともできます。

2000拳の価値の上昇や連動アタッカーの追加は「死に戻り」のキャラ回収テキストのバリューを高めることにも繋がり非常に噛み合ってると言えます。

さらに連動を共有する扉に対して、相方にしたい門の連動がリゼロの特権とも言える強力なものであるのも噛み合っています。

これらの要素から「死に戻り」が採用され、単純な既存デッキのパワー底上げレベルではない強化が行われたと自分は考えました。

 

まとめとか

氷結が発売したのは7月だし今さらと言えば今さらなんですが、自分はラムの追加を見て強いとは思ったものの「ふーんレムラム強化ね」程度にしか思っておらずここまでの強化がされているとは気付けませんでした。

こういった要素を見つけ出せるようになる!というのはなかなか難しいですが見つけるためにはカードプールの知識や環境理解が必要なのでもっと勉強しないといけないなぁと思いました。

後は「元々死に戻りが採用されてなかったのはなんで?」って聞かれた時にちゃんと深くまで考えられてればっていうのもありますね。気を付けます。

このレムラムを触ったことは非常にいい経験になったと思います。

次回は多分サーカスの記事です。

おわり